公文書「シュレッダーで廃棄」 三重県職員

三重県が、鳥羽港(同県鳥羽市)の改修工事に関する公文書を組織ぐるみで改ざん... 三重県が、鳥羽港(同県鳥羽市)の改修工事に関する公文書を組織ぐるみで改ざんした問題で、改ざんを上司に提案したとされる県職員が10日、朝日新聞の取材に応じ、「シュレッダーで公文書を廃棄した. 組織のことを考えて、軽率になってしまった面があったかもしれない. 県民に申し訳ない」などと語った. 県が改ざんを認めたのは、1月に情報公開請求を受けた12件の公文書. この職員は当時、県港湾・海岸室に所属し、ほかの職員とともに室長に改ざんを提案し、了承を得たという. ナイキ dunk 職員によると、改ざん前の公文書をシュレッダーで細断し、廃棄したほか、文書を作った職員の名前を、自分の名前に書き換えたこともあった. 改ざんの箇所数は「覚えていない」という. また、改ざん後、異動ですでに同室に所属していない職員の決裁印が必要になり、本人に無断で印鑑を持ち出し、押印したこともあったと話した. 印鑑は異動後も元の職場に残すことがあるという.