米新車販売、5月も2ケタ増 HV好調、ト

米調査会社オートデータは1日、米国の5月の新車販売台数が約133万台だったと発表した. 1営業日あたりの販売台数(月間の営業日数が違う場合があるため)にすると、前年同月より16%増えた. 12カ月続けて前年同月を上回り、最近は5カ月続けて2ケタ増になっている. ただ、5月のペースで1年間販売したと想定した年換算(季節による変動要因を調整)は約1380万台になり、昨年12月以来5カ月ぶりに年換算ベースで1400万台を下回った. これから自動車販売が冷え込めば、米国景気にも悪い影響を与えかねない. 5月は買い替えが多く、日本の自動車メーカーの健闘が目立った. トヨタ自動車ハイブリッド車などが好調で、前年同月比約73%増になり、比較ができる1980年以降で最大の増加率だった. ホンダと日産も2ケタ増だった. 1年前は東日本大震災の影響で新車の生産が滞って販売台数を減らしたが、着実に回復している. (ニューヨーク=畑中徹). 大阪府監査委員は18日、府警東署が所有する19点の絵画について、「備品として適切に管理し、多くの府民に鑑賞機会を提供すべきだ」などとの意見をつけた監査結果を公表した. 府警によると、絵画はいずれも数十年前に寄付されたものとみられ、計9億円を超えると推定されるという. 府警会計課によると、これらの絵画は1990年ごろ、旧庁舎の倉庫から見つかり、現在は署長室や廊下などに飾られている. 発見時に署が専門書の基準額をもとに調べたら、最も高価なものは文化勲章受章者の故・岡鹿之助さんの「出船」で約7億2千万円. ほか、価格が推定できた11点を含めると計約9億1800万円にのぼった. ただ、正式な鑑定結果ではないため、現在の評価額は不明. 監査委員は「絵画の価格評価を行い、芸術作品として評価された場合は有効活用を図るべきだ」と指摘している.