公衆無線LANを社内LAN環境に取り入れ

ふたつのビッグタイトルが鎮座 2011年6月7日~9日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスにて開催中の世界最大のゲーム見本市E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2011. バンダイナムコゲームスのブースでひときわ目立つのが、人より大きいサイズで作られた飛行機の模型. 墜落しているように見えるこの飛行機は、『 ACECOMBAT ASSALT HORIZON(エースコンバット アサルト・ホライゾン) 』のもの. 機体の上を見上げると、"STEEL CARNAGE(直訳すると鋼の虐殺)"と書かれている. その周囲に置かれた多数の試遊台には人だかりができており、注目度は高いようだ. もうひとつ注目度が高かったのは、『 DARK SOULS(ダークソウル) 』. 『 DARK SOULS(ダークソウル) 』はフロム・ソフトウェアが開発しており日本では同社が発売しているが、海外での展開はバンダイナムコゲームスが行っているのだ. 海外からも高い注目を浴びている本作のエリアは、ゲームの雰囲気に合わせた"ダークな雰囲気"の作りになっており、その魅力に取り憑かれた多くのファンたちが足を運んでいた. そのほか、日本でも発売が控えているWii用ソフト『 ゴーバケーション 』といった、さまざまな人気ソフトが展示されており、大勢の人で賑わっていた. 2011年6月30日まで マーベラスエンターテイメントから、2011年6月23日発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『 フィッシュアイズ 3D 』と、回転寿司の元気寿司グループとのタイアップキャンペーンが、2011年6月1日よりスタートした. 本キャンペーンは、グループ全店153店舗(5月末時点)にて、元気寿司グループのモバイル会員を対象に、ニンテンドー3DS本体や『 フィッシュアイズ 3D 』のソフトが抽選で当たるという内容. キャンペーン期間は2011年6月30日までとなっているので、応募はお早めに. モバイル会員に登録したら、店頭ポスターのキーワードを入力して応募しよう. (C)2011 Marvelous Entertainment Inc. (C)2011 Natsume Inc.

駅や空港などで利用できる無線LANサービスの「ホットスポット」を、自社の無線LAN環境として導入する企業が増えている. いわば、無線LANアウトソーシングサービスだ. このサービスの詳細と今後の発展性について、NTTコミュニケーションズ ユビキタスサービス部 主査の鈴木研志氏に聞いた. 企業で導入されるホットスポットとは? --ホットスポットは、いわゆるパブリックスペースで無線LANのアクセスポイントを提供する「公衆」的なサービスだと思っていたのですが、企業が導入することもあるのですね. NTTコミュニケーションズ ユビキタス部 主査 鈴木研志氏 ご存じのように、ホットスポット無線LANを使ったインターネットのアクセスサービスです. 2002年5月に商用サービスを開始して以来、駅や空港、カフェなどを中心に展開してきました. 今日では無線LAN対応のノートPCが普及したこともあり、堅調にサービスを提供しています. 最近ではゲーム機器や音楽プレーヤーにもWi-Fiが組み込まれるようになり、ビジネスだけではなく趣味での利用も増えてきたと見ています. こうした利用方法は、ホットスポットに対する一般的な認識かと思いますが、実はNTTコミュニケーションズではこのような一般のアクセスポイントとは別に、企業内にも無線LANのアクセスポイントを設置して管理しています. 例えば、ある企業では全国50拠点にアクセスポイントを設けており、社内でも社外でも同じようにアクセスできるサービスを提供しています. --それはホットスポットを社内に設置して、拠点専用の無線LAN環境として利用するということですか. そうです. 企業の場合、セキュリティに関して各社各様のポリシーがありますので、なるべくその企業のポリシーに則した形で専用のアクセスポイントを設置します. いま「なるべく」と申し上げたのは、当社では約4000のアクセスポイントを運営しており、サービスを管理する基盤を既に持っているため、その基盤上で企業向けのカスタマイズを行い、経済的なサービスを実現しているからです. 企業向けのサービスでは、ホットスポットを社内に設置して、社内LANの一部のように利用できます. 当社にフルアウトソーシングしていただくサービスですので、機器が故障した場合は当社が修理します. 駅や空港のホットスポットと同じように、企業のIT部門を煩わせることはありません. ほかにも、オークション会場のように、多くの人が特定の期日に集まってくる場所に対するサービスも提供しています. こうした場所でホットスポットを提供することで、会場の付加価値が向上します.