きれいな」清盛、電車の運行開始 阪神電鉄

最大手の製紙会社、王子製紙は28日、篠田和久社長(65)が代表権のある会長となり、後任に取締役常務執行役員の進藤清貴氏(59)を充てる人事を発表した. 鈴木正一郎会長(73)は取締役になる. 4月1日付. 進藤氏は技術畑出身. トップの若返りを図り、製品の競争力向上を目指す. 篠田社長はブラジルやマレーシアの製紙会社を買収して、海外展開を推し進めた. 今年10月までに持ち株会社制へ移行して企業買収をさらに進めやすくすることも決め、経営に一区切りを付けた. ◇ 進藤 清貴氏(しんどう・きよたか)北大工卒、75年に王子製紙に入り、09年6月から取締役常務執行役員. イランに対する米国の新たな制裁措置を起案した米上院議員が19日、イランとの原油取引を年間18%以上減らした国の金融機関は制裁の対象外とすることを、ガイトナー米財務長官あての書簡で提言した. イラン産原油の輸入削減を検討する日本などには、一定の目安になりそうだ. 新たな制裁措置は、イランから原油を買う際などにイラン中央銀行と取引する米国外の金融機関を、米国から締め出す内容. イラン産原油の輸入量を大幅に減らした国の金融機関は制裁を免れるといった規定も設けられており、米財務省が制裁実施の細則を詰めている. 日本などイラン産原油に大きく依存する関係国にとって、どこまで減らせば制裁を免れるのかは大きな関心事だ. 阪神電鉄は21日、NHK大河ドラマ平清盛」にちなんだ電車の運行を始めた. 6両編成で、車体に主演の松山ケンイチさんや、沿線の名所の写真やイラストが描かれている. 井戸敏三兵庫県知事の「画面が汚い」という発言でドラマは注目を浴びたが、「乗客の皆様が兵庫を訪れたいと思える、きれいなものに仕上がっています」と阪神電鉄の広報担当者は話す.