米アップル、手元資金8兆円の使途は? 配

11日、広島2―1大宮) 「選手が泥臭く最後まで戦ってくれた」と広島の森保監督. ほめられた内容ではなかったが、最下位の札幌に手痛い黒星を喫した仙台とは対照的に、したたかな勝利で首位へ返り咲いた. 相手のオウンゴールで先制したが、PKを献上して追いつかれた. ハーフタイム. 指揮官の「勝つという強い意志を持て」との檄(げき)に選手が応える. 後半4分、FKのこぼれ球をMF清水が思い切りよく右足を振り切り、勝ち越した. 米アップルの膨れあがった約8兆円の手元資金をめぐり、「使い道」に注目が集まっている. 17年ぶりに株主配当を再開するのか、引き続き研究開発費などにつぎ込むのか. 金額が大きいだけに、株主らの関心は高まるばかりだ. 右肩上がりの経営が続くアップルは現在、約980億ドル(約8兆円)の資金が手元にある. 金額だけをみれば、トヨタ自動車以外なら多くの日本企業は丸ごと買収できる. 2月下旬に米カリフォルニア州の本社で開いた株主総会で、ティム・クック最高経営責任者(CEO)は手元資金について「率直に言えば経営に必要な金額を上回っているので、深く考えている」と述べ、どう使うかが検討課題だと明言. 「株主に一番よいこと」を考えていくとも発言し、1995年以来となる配当の再開にも含みを持たせた.