歯ごたえのある狩り! 『モンハン Dyn

カプコンは、iPhone/iPod touch用ACT『モンスターハンター Dynamic Hunting』のアップデートを本日7月4日に行った. 本作は、大人気ハンティングゲーム『モンスターハンター』を題材に、iPhone/iPod touchでも短時間で楽しめるように作られた新作アプリ. シリーズでおなじみのモンスターとのバトルを、シンプル操作で行える. 1本指と2本指の操作を使い分けることで、状況に応じたアクションを繰り出せる. 今回のアップデートで、より歯ごたえのあるゲームモード"REAL HUNT(リアルハント)"が追加された. このモードは、すべてのクエストをクリアしたエンディング後に、クエスト選択画面で選択可能となる. 能力が強化されたモンスターが登場する上、モンスターの体力ゲージが見えない、攻撃予告が表示されない、コンティニュー不可など、さまざまな変更がされている. モンスターの挙動を見て攻撃するという、より『モンスターハンター』らしさを感じられる"リアルハント". これまでとは違う感覚を味わえそうだ. また本作は、大型アップデートが近日行われるという. 新モンスターが解禁され、それにともない新武具が追加されるようなので、楽しみにしておこう. 日本映画史上最大スケールでの山岳スペクタルとして東京国際映画祭のオープニング作品にまで選ばれ、しかもユニヴァーサルという外資まで入ったこの松竹映画. どんなに甘く評価しても製作費のわりには駄作、厳しく評価するなら邦画冬の時代の再到来を呼ぶ作品でしたね. 私は原作は未読なのですが、北アルプスに墜落したステルス戦闘機に搭載された「あるもの」を巡って日本に某国工作員が潜入していることが判明するという設定は凄く面白いです. でもこの映画はそんな設定を活かしてくれる演出が皆無. サスペンスらしいドキドキ感や不安を助長するようなものが一つもないのです. 国家の危機とか言っておきながら、映画には危機感が全くなし. アクションシーンもただ見せているだけといった感じで『ホワイトアウト』よりも最悪な出来です. そして登場人物もあんまり魅力ある人が誰もいないのも辛いところ. 主人公西崎の義理の妹慶子は『ホワイトアウト』と同じように勝手に主人公を逆恨みするよう無理解なヒロイン. しかも言葉の通じない脱北者の女性に雰囲気だけでは伝えきれない細かい指示や助言はきっちりと伝わっているという特殊なバカ映画的能力も持ち合わせています. また主人公西崎の後輩にあたる落合も命を狙われているにも関わらず雪山で目立ちすぎる赤い防寒コートのまま行動する始末. これだけではありません. 威厳のある風格の渡良瀬も立場を考えずにSP2人だけ連れてジョギングしたり、無防備な屋上で一人考え事をする全く危機感のない首相. 西崎の写真に影響された人間がたくさん登場する設定はいいものの、それだけ彼の写真を誉めておきながら彼らが影響された写真は一つも見せてくれないので、この西崎というカメラマンの実力は最後まで完全に謎のまま. で最後はブルース・ウィリスリブ・タイラーのように西崎親子が回線映像を使って想いを通じさせる、これまた新鮮味皆無のシーン. 危機感も新鮮味も魅力も全て皆無という本年度のワースト映画レースに名乗りを上げてくれるほどの駄作. 昨年の邦画大躍進がまるで嘘であるかのようにも思えるこの駄作っぷり. まさに日本映画界の危機です. 深夜らじお@の映画館 は松竹の大作で面白い映画を見た記憶がありません.